TBS日曜劇場新ドラマ『アンチヒーロー』で大島優子が演じるパラリーガルとはどんな仕事? 学歴や資格は必要? 年収は?

テレビ番組

いよいよ今夜、新番組『アンチヒーロー』が始まります。番組開始前から大きな期待を寄せられている新番組ですが、今回は、主演の長谷川博己さんではなく、元AKB、久しぶりの連続ドラマ出演となる大島優子さんにスポットを当ててみようと思います。ドラマで大島さんが演じている「パラリーガル」とはどんな仕事なのか、実際「パラリーガル」になるのにどんな学歴や資格が必要なのかどれくらいの収入があるのか……などについて、気になったので調べてみました。

番組概要

本作は、犯罪者である証拠が100%そろっていても無罪を勝ち取る“アンチ”な弁護士を主人公に据えた“逆転パラドックスエンタテインメント”。「正義の反対は、本当に悪なのか?」を視聴者に問いかけていく。長谷川博己が主演を務め、北村匠海堀田真由が共演する。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5e8b7baaa66931144cd380596b54e65e0e019c88

大島優子さんのプロフィール

大島優子さんが演じるのは、長谷川博己さんが演じる弁護士事務所に勤務する「パラリーガル」です。

大島 優子(おおしま ゆうこ)

2006年から2014年まで、女性アイドルグループ・AKB48のメンバーとして活躍。
2021年、俳優林遣都と結婚。
2023年1月、第一子を出産したことを公式サイトを通じて報告。

第1子出産後、連続ドラマにレギュラー出演するのが初めての大島は、弁護士のサポートをするパラリーガル役で参加。日曜劇場への出演は2013年の「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」以来となる。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5e8b7baaa66931144cd380596b54e65e0e019c88

大島優子 コメント

日曜劇場「アンチヒーロー」に出演させていただけること、とても光栄に思います。すでに、撮影現場では刺激ある空気と芝居でのキャッチボールを楽しませてもらっています。 自分の役と向き合える時間を久しぶりに体感して、あらためてものづくりをすることの時間を貴重に感じています。 微力ながら、この作品のエネルギーに少しでもなれるよう努めていきたいと思います。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5e8b7baaa66931144cd380596b54e65e0e019c88

パラリーガルとは?

職業名として「パラリーガル」という仕事があることは、しばらく前から知られていました。
「パラ」は補助的な、「リーガル」は法律という意味があります。
「パラリーガル」は、アメリカで生まれた職種なのですが、日本ではまだ認知度が低く、「聞いたことはあるけれど、実際どんな仕事をしているのかはわからない」という人が多いのかもしれません。

どんな仕事?

パラリーガルは「法律事務員」とも呼ばれ、弁護士の指示に従って法律事務業務を補佐します

前述のように日本では認知度がまだ低い職業であるため、「パラリーガル」の定義も曖昧ですが、アメリカのパラリーガルを参考に整理すると、その業務内容は次の三つに区分されるようです。

  • 弁護士の補佐としてさまざまな書類を作成します。作成する書類は契約書から遺言書、倒産案件の書類などいろいろです。また、訴状や準備書面、証拠申出書など、裁判で必要となる書類を作成することもあります。
  • 弁護士が業務を遂行するために、過去蓄積されたデータが重要になる場合があります。法令や判例、論文などを詳細に調査・整理して、弁護士に報告を行います。
  • パラリーガルの重要な仕事として、登記や破産の手続きがあります。登記では、会社の設立や役員の変更、株の発行といった手続きに必要な書類を準備したり、申請したりといった業務が発生します。

「パラリーガル」がどういうものなのか、まだはっきりした定義がなされていない日本では、特に規模の小さな法律事務所などでは、電話応対、弁護士のスケジュール管理など、秘書的な業務を任じられる場合もあるそうです。

パラリーガルになるには? 学歴や資格は必要?

「パラリーガル」という職種が生まれたアメリカと日本とでは多少違いがあります。

まず、日本でパラリーガルになるために特別な資格が必要となることはないそうです。弁護士事務所に勤務する性格上、法律の知識は必要とされますが、逆に言えば知識さえあれば、大学の法学部や法科大学院卒業などの学歴がなくても、国家資格を持たなくても、パラリーガルになることは可能です。先ほど「秘書的な業務を任じられる場合も」とありましたが、日本ではまだ認知度の低い職業であるため、秘書や助手、法律事務所に勤務する一般的な事務員とはっきり区別されていない場合もあるそうです。

一方アメリカでは、大学や専門学校など、パラリーガル養成のための専門機関、環境が整備されています。アメリカは「合衆国」であるため「州」によって違いがあるようですが、弁護士事務所にパラルーガルとして採用されるためには、基本的には法律家協会の認定が必要とされるようです。

2021年10月に秋篠宮家長女・眞子(まこ)さんと結婚された小室圭(こむろけい)さんは、現在アメリカ合衆国ニューヨーク州の弁護士となっていますが、かつて東京都にある弁護士事務所に勤務するパラリーガルでした。「パラリーガル」という職名が人の口に上るようになったのは、この人に関する連日の報道によるところが大きかったような気もします。

パラリーガルの収入は?

パラリーガルの収入は、所属する事務所や職務内容によって大きく異なるため、その年収を示す公的なデータはありませんが、パラリーガル認定資格制度を発行、資格取得をサポートする『AG法律アカデミー』によれば、300万~600万円が大体の相場とされているようです。

パラリーガルの給料はスキや所属事務所によって大きく異なる

たとえば、M&A等の渉外案件や知的財産案件を多く扱う大手法律事務所で働くパラリーガルの場合、高度なスキルが求められるため、年収の相場は500万円〜600万円程度に。TOEICの成績が良い、英文の契約書を理解できるなど、高い語学力や法律知識を有している場合には、年収800万円以上となる人もおられます。

引用元:https://paralegal.co.jp/paralegal-average-income?utm_source=NOLIMIT

「パラリーガル」を取り上げたこれまでのエンタメ作品

脇役のさらに脇役ですが、『名探偵コナン』に登場する「眠りの小五郎」の奥さまが“法曹界のクイーン”「妃英理」弁護士です。その事務所に勤める秘書で「栗山緑」さんという若い女性がいます。この人も、日本で言われる定義の曖昧な「パラリーガル」と言えるのではないでしょうか。

まとめ

4月14日(日)21時。新番組『アンチヒーロー』が始まります。元AKBの大島優子さんがドラマで演じるのは弁護士事務所に勤める「パラリーガル」。最近聞くようになったこの仕事がどんな仕事であるのか、学歴や資格が必要なのか、年収は……などについて調べました。

ドラマは、主演の「長谷川博己」さんにも要注目ですが、脇を固める俳優さんたちにも目を奪われてしまいそうです。大きな期待を胸に、番組開始時刻を待ちましょう。

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