5月5日(日)『アンチヒーロー』第4話視聴に向けて! 第1~3話振り返り。「謎」は深まる!

テレビ番組

5月5日(日)21時。『アンチヒーロー』第4話が放送されます。先月14日に第1話が放送されて以来、21日に第2話、28日に第3話と、回を重ねるにつれて、謎の上に謎が重なり、主演・長谷川博己さんのクールな演技に毎回引き込まれています。28日放送の第3話でも、謎の幾つかには答えが与えられ、同時にそれに倍する勢いで新たな謎の存在が浮かび上がりました。ストーリーの急激な展開と登場人物の多さに置き去りにされそうになるので、リアルタイム視聴をしながら録画も行い、番組終了後も時間をかけて再視聴しています。5月5日の第4話放送に向けて、これまでの放送を振り返り、要点を整理しておきたいと思いました。第3話の「要点」の一つは「ダークドーナツ」でした!

『アンチヒーロー』

番組概要

  • 番組タイトル:『アンチヒーロー
  • ジャンル:連続ドラマ
  • 出演者:長谷川博己(弁護士・明墨正樹役)
        北村匠海(弁護士・赤嶺柊斗役)
        堀田真由(弁護士・紫ノ宮飛鳥役)
        大島優子(パラリーガル・白木凜役)
        林泰文(パラリーガル・青山憲司役)
        野村萬斎(検事正・伊達原泰輔役)
        木村佳乃(検察官・緑川歩佳役)ほか
  • 制作:TBSテレビ
  • 放送局:TBS系列
  • 放送期間:2024年4月14日 –

第1話 ー接点ー 4月14日放送

町工場社長殺害事件。容疑者として逮捕された工員の緋山啓太(岩田剛典)。検察が提出した証拠は緋山の犯行を裏付けるもの。緋山の弁護を依頼された明墨は、鉄壁かと思われた証拠の不備を暴いていく。その手法は赤嶺の目に「正義」とは映らなかった……。

第2話 ー拒絶ー 4月21日放送

町工場社長殺害事件。行方知れずになっていた凶器の発見は、緋山の犯行を裏付ける決定的な証拠となるはずだった。しかし明墨は、この証拠にも疑義を唱える。第1回公判で検察側から示されたDNA検査による証拠が、検察と法医学者の結託によって捏造されたものであることを暴き、第1審で被告人無罪が確定するが……。

第3話 ー過去ー 4月28日放送 

明墨は、東京都品川区で起こった暴行傷害事件について、被告人の弁護を担当することになる。被告人富田正一郎(田島亮)の父親は、衆議院議員富田誠司(山崎銀之丞)、次期法務大臣有力候補であった。担当検事は緑川(木村佳乃)。また、富田正一郎は、弁護士赤嶺がかつて担当した暴行傷害事件の真の加害者であった……。

第4話予告

とある連続事件が起き、被害者の目撃証言から犯人は逮捕された。
そんな中、赤嶺(北村匠海)と紫ノ宮(堀田真由)は明墨(長谷川博己)の本当の狙いに近づいて行くのだが・・・。

そして遂に激突するアンチ弁護士と正義の検事正の行方は?

引用元:htps://www.tbs.co.jp/antihero_tbs/story/ep4.html

『アンチヒーロー』第3話の「謎」ほかについて、考察

第3話放送が終わったところで、今回も情報のあまりの多さにある意味胸がいっぱいになっています。

今回描かれたのは、「事件名:令和6年(わ)6098A 傷害被告事件」。事件発生日時は3月8日 22:48頃、初公判が4月25日、第2回公判が4月30日(予定)、第3回公判が5月7日(予定)となっていました。私たちが現実の生活を送る日々とタイミングを合わせて、その裏、どこかで事件が起き、捜査や裁判が行われるという構造になっています。

「紗耶」の「謎」……未解明

第1話の振り返りで、「明墨」と「紗耶」の間に親子関係がないことを予測しました。

第2話の振り返りで、「紗耶」が児童福祉施設に「帰宅」するシーンから、その可能性が高まったと見ています。公式サイト内の「相関図」で「紗耶」の名字が未だに明かされていないのも、二人が親子ではないという事実を暗示しているものと思われます。

では二人の間にどのような関係があるのかという点に関しては、第3話の時点ではまだ明らかになっていません。

第3話開始00:01:15。それぞれ1頭ずつ、第1話で「紗耶」が購入した緑と赤のリードをつけたゴールデンレトリバーを連れて、二人が歩いています。

「ニュース見たよ。テレビにもあんな出ちゃって。……見てるこっちが恥ずかしいんだよね」「せめてひげ剃りぐらいしてよ」と遠慮のない「紗耶」。

対する「明墨」は困ったような笑顔を見せながら「……すみません」と答えます。

絵柄的には「娘にやり込められる父親」のように見えるのですが、「親子ではない」とすると? 二人の関係を仲介する存在として、やはり第2話に故人として登場した「REIKO MOMOSE」が大きく関わってきそうな気がします。

ところで00:01:20あたり。弁護士事務所の同僚「紫ノ宮飛鳥」が、後ろから二人をスマホで撮影しています。傍らには第2話でも登場した愛機の黒いバイク。「赤嶺」ではありませんが「カッコいい」ですね。この時の「紫ノ宮」の立ち位置は、物陰とは言いがたく、けっこう開けっぴろげです。気がつかないものなんでしょうか? この人にも謎があります。「明墨弁護士」に対して敬意のようなものは持っていたとしても、必ずしも好意的であるようには見えないのです。二人の過去が気になります。

「REIKO MOMOSE」の「謎」……未解明

残念ながら、第3話でこの「謎」については言及がありませんでした。次回以降に持ち越しです。

被告人の友人「木田智也」の車について

事件発生時、被告人「富田正一郎」の友人「木田智也」(水野勝)が、被告人を車で迎えに来ていたことが「明墨」の冒頭陳述により明らかに。迎えに来た時刻、「富田」が車に乗り込んだ時刻については、事件の解明に大きな意味を持つことになるので、ここでは触れません。

ところで「車」はライトとハザードランプをつけて路肩に停車していたのですが、横断歩道から1メートルほどしか離れていません。これははっきり道路交通法違反だと思います。

00:11:20あたり。マンションの屋内駐車場に駐車されている赤い車(レクサス?)を「赤嶺」が調べています。車両ナンバーは「品川335 ん 23-66」と読み取れます。

ちなみに、自動車のナンバープレートに「ん」は用いられないようです。

「お・し・へ・ん」が使われない理由

ナンバープレートには「お・し・へ・ん」の4種類は使われません。「お」が使われない理由は、「あ・す・む」と見間違えを防ぐため。また、「お」と「を」の発音が同じなので、聞いただけでは判別できないという事情もあります。

「し」は死を思い浮かべる言葉で縁起が悪く、「へ」は「屁」を連想させるため使用が控えられました。「ん」は発音が難しいので、除外されています。識別しにくいひらがなや、縁起の悪い数字は使用されないのが一般的です。

引用元:https://www.nextage.jp/replace_guide/info/263419/#2

フジパン「ダークドーナツ」!

これは「謎」ではありませんが、第3話で主役級の存在感を放っていたのが、ドラマ『アンチヒーロー』のコラボ商品としてフジパンから販売されることになった「ダークドーナツ」です。

3月末 第1弾「アンチサンド販売開始
4月末 第2弾「ダークドーナツ」販売開始

6月末に第3弾が販売開始の予定だそうです。次は何でしょう。楽しみですね!

コンビニ店員の「謎」……解明

00:06:07あたり。コンビニエンスストアで「赤嶺」が「ダークドーナツ」を手に取ります。第1話に登場し、「赤嶺」と何か関わりがあるように見えた店員(細田善彦)がレジ打ちをしています。今回は名札がはっきり見えていて、「まつなが」という名前が読み取れました。

00:21:07あたり。「赤嶺」と「まつなが」の関わりが判明します。

というか、「まつなが」の名前は第3話冒頭00:00:20で、「赤嶺」のノートに記されていました。名前がわかった段階で気づいてもよかったのにと思いました。

antistagram !

「赤嶺」は依頼者「富田正一郎」有罪の証拠を求めて行動を開始します。

00:26:45あたり。「赤嶺」が事務所でPCの画面を凝視しています。現場付近「品川区広町川通り」の画像を検索しているのですが、ディスプレイに表示されているアプリの名前は「antistagram」。

新キャラクター登場の「謎」

00:47:24あたり。新キャラが登場します。「瀬古成美」(神野美鈴)。公式サイト内「相関図」には「裁判官」と書かれています。検察官「緑川」、検事正「伊達原」と、立ち話ではありましたが親しげに会話しています。今後の展開にどう関わってくるのか、注目したい一人です。

「黄色じゃないんだ」と思いました。

「明墨正樹」の「謎」

00:50:32あたり。「明墨弁護士」が事務所所属の弁護士となったのが5年前であること、そして前職が検事であったことが明らかになりました。

ここで、第2話の「謎」であった「REIKO MOMOSE」の墓碑銘を思い出します。碑文には、見間違いでなければ「1978 – 2018」とありました。第2回の振り返りでは、ここから、あり得そうな設定として「明墨」の「姉」説を提出しました。「REIKO MOMOSE」が実際「明墨」にとってどういう関係にある人物なのか、第3話を視聴し終わっても解明されていません。

ですが、この稿の初めに言ったように、このドラマの「年・月・日」が私たちにとっての実際の「年月日」をなぞっているとすれば、「明墨」が検事をやめ、弁護士となった「5年前」というのは「2018年」。「REIKO」が亡くなった年に合致します。

「REIKO」の死は、「明墨」の人生に大きな影響を及ぼしたできごとだったと言って良いと思います。

拘置所の男の名前が判明!

第3話の一番最後で、「拘置所」で少女の絵を描いていた男性(緒形直人)について、名字が判明しました。

「清水」さん。まだ下の名前はわかっていません。「明墨」が「やっと会えました」と言っています。第2話では「明墨」から面会を求める封書が届き、第1話ではおそらく同じ内容のものと思われる封書が束になっていました。「明墨」が「清水」にそれほどまでに会いたがった理由は何でしょう。そして「清水」がそれを断り続けた理由は。

これまでの内容で「清水」という名前の人物は彼以外にいません。「明墨」と血縁関係があるとは思えませんし、「REIKO MOMOSE」とも姓が違います。可能性としては、まだ名字が明らかになっていない「紗耶」の関係者かもしれません。

まとめ

5月5日(日)21時。『アンチヒーロー』第4話が放送予定です。リアルタイム視聴だけでは心許ないため、録画視聴も行っていますが、謎の答えが一つ明らかになると、また別の謎が与えられます。次回第4話では、どの謎が解明され、新しくどんな謎が生まれるのでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました