小京都金沢で「カレーうどん」にはまる。地元民がトッピングにする「ありえへん」モノとは何か?

テレビ番組

4月9日(火)18時25分から。テレビ東京『ありえへん∞世界』でひもとかれる、小京都金沢に暮らす地元民の生態。「石川県金沢人はカレーうどんにありえへんモノを乗せている」? カレーうどんはみんな大好き。汁のはねには細心の注意を払いながら、でもやっぱり食べたい。
そもそもうどん汁にカレーを合わせたのが冒険の始まりだと思うので、どんなモノが乗っていても「あるよね」となってしまいそうですが。
よその人を驚愕に陥れる「ありえへん」トッピングとは何でしょうか。正解は番組が放送されるまでわかりませんが、あれかこれかと想像するのは楽しいもの。ということで調べてみました。

番組概要・放送情報

基本情報

視聴者から寄せられた、世の中の「ありえない」現象を投稿をもとに、徹底調査する。

放送情報

  • 放送日時:4月9日(火) 18:25 -20:54
  • 放送局:テレビ東京1

▽石川県金沢人はカレーうどんにありえへんモノを乗せている事件
▽埼玉人vs千葉人SP
▽埼玉県志木市にはドライバーが震え上がる衝撃の物体がある道路がある事件
▽千葉県銚子市には地元民が愛してやまない2種類のローカルパンがある事件
▽千葉県松戸市には1日800個以上売り上げる衝撃のパンがある事件

引用元:https://bangumi.org/tv_events/AimgQwL24AM?overwrite_area=23&pc_yjweb

金沢はカレーの街

東京や大阪、名古屋などの大都市はもちろん、日本全国、いろいろなところにカレーの名店はあります。踏み込むのに少しの勇気が必要になる路地の奥にも。私の生地横浜にも、「横濱カレーミュージアム」なる施設があります。起源が外国であったとしても、カレーは今や日本人の国民食と言っても過言ではないでしょう。

そして、問題の石川県金沢市にもあるのです。「金沢カレー」という文化が。

何とWikipediaにも記載があって。

金沢カレー協会という団体まで(!)

店舗によってさまざまですが、「金沢カレー」は、次のような特徴を備えているとされています。

  • 黒に近い深い色のカレーで、ドロっとしたテクスチャー
  • ステンレス製の舟形皿に盛りつけられる
  • フォーク(もしくは先割れスプーン)で食べる
  • 一般的なカツカレーと違って、カレーの上にカツがのせられ、ソースが掛かる
  • 千切りキャベツが添えられている

この特徴を見て、「あれ?」と思ったのは、
金沢カレー」を名乗るために、「カツ」は欠かせないのか、ということ。

また、「ソース」に「千切りキャベツ」というところでは、以前長野県(だったような。)で食べたことのある「ソースカツ丼」が思い出されます。

でもまあ、「金沢カレー」のこの特徴は、カレー「ライス」のものでしょ? と思いました。

「うどんはどうなの?」と。

金沢カレーうどんの正体は?

カレーライスにも強く心引かれながら、「カレーうどん」について調査を進めます。

番組で紹介されるお店とは違うかもしれませんが、「カレーの街」金沢では、いろいろなお店で「カレーうどん」をいただくことができます

「チャンピオンカレー県庁前店」さん

  • 営業時間 11:00~21:30
  • 定休日 夏季・年末年始を除き無休

「金沢カレー」と言えば、おそらく一番に名前の挙がる会社が「株式会社チャンピオンカレー」さん。

フランチャイズによる支店を北海道から九州福岡まで展開していますが、ここ、石川県金沢市にある「県庁前店」では、ここにしかない限定メニューが用意されているそうです。

そのうちの一つが「カレーうどん」。

石川県のソウルフード「八幡のすしべん」に用いられている「だし」とカレーソースがマリアージュ。うどんの上には「Lカツ(とんかつ)」と長ねぎの小口切りが乗っています。赤く見えているのはカレーに欠かせない福神漬けでしょうか。「金沢カレー」の特徴の一つだったソースがかかっているようには見えません。

うどん+カツ+カレー、とくればけっこうカロリー高め? とは思いますが、「美味しいは正義」。

うどんにカツが乗るのは確かに意外性があります。うどんのだしがさらさらして粘度の低いものだったら、衣がだしを吸ってしまって残念な味わいになるのではないかと思ってしまいますが、見る限り「チャンピオン」さんのカレーだしは「もったり」として重そうです。その心配はないでしょう。

これが正解であるかどうかはわかりませんが、個人的には「おいしそうだな」と思ってしまうので、驚きは感じません。これも「金沢カレー」の特徴である千切りキャベツが添えられていたりすれば、また違うかもしれませんが。

「うどん割烹 どんすきー」さん

  • 営業時間 11:00~21:00
  • 定休日 隔週火曜日

他の多くのお店が「カレー屋さん」を母体としているのに対して、「うどん割烹どんすきー」さんは、その名前が示すとおり、元来はうどん屋さんです。そのためでしょうか。攻める方向が他店とはちょっと違うような気がします。

カレー屋さんがカレーうどんにカツを乗せたそもそもの発想は、やはり「カレーライス」+「とんかつ」のイメージがあったからだと思われます。

「どんすきー」さんで提供される「カレーうどん」のトッピングはとんかつではありません。その代わりに乗っているのは、海老の天ぷら! 他店とは違って、このお店の発想は「天ぷらうどん」+「カレー」なのです。

おそば屋さん、うどん屋さん特有の、きれいに花を咲かせた衣をまとった海老天(二本だそうです。)が、カレーうどんに乗っています。添えられているのは長ねぎではなく、青ネギの小口切り。色合いも爽やかです。

カロリーはやはり「ちょい高め」でしょうが。

まとめ

しばらくぶりにカレーうどんを食べたくなりました。「金沢カレー」は、レトルトで我慢すればご近所のスーパーでも売っているかもしれません。お店の人には叱られるでしょうが、冷凍うどんをレンチンして合わせれば手間もかかりません。

最後になりましたが、今年一月に起こった能登半島地震は半島周囲の各地に甚大な被害をもたらし、多くの死傷者、被災者を出しました。震源からやや離れた金沢でも、震災後活発な地震活動があり、今もなお避難生活を続けている方々がいると聞いています。

お亡くなりになった方々には心よりお悔やみ申し上げ、お怪我を負われたり、住む家を奪われたりされた方々にはお見舞い申し上げます。

金沢は、夏の暑い時期に、二回ほど訪れたことがありました。

一日でも早く、復興を遂げられますよう、お祈りいたします。

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