今夜、日テレ「世界一受けたい授業」が最終回を迎えます。第一回、1時限目が開講されたのは、2004年10月30日、19年の歴史に幕が下ろされます。番組は3時間スペシャル。これまで登場した人気先生が出演されますが、私にとって、特に印象深かったのはでんじろう先生。「こんな先生に教わっていたら、理科が好きになっていたかもしれないのに」と思うことが何度もありました。番組終了後、でんじろう先生はどうなるのでしょう。テレビへの出演予定はあるのでしょうか? 気になって調べてみました。
番組概要
初回は2004年10月30日。2023年12月2日に、番組が2024年3月いっぱいでレギュラー放送を終了することが発表されました。後番組として、2024年3月をもって『news zero』のMCを降板する有働由美子がMCを務める音楽番組『with MUSIC』が4月からスタートする予定があるそうです。
開始以来安定して高視聴率を獲得してきた番組ではありますが、番組改編期ということもあり、放送終了にはやむを得ない事情があるのかもしれません。その「事情」について、関係者は「総合的な判断」であると説明しています。
番組では、毎回いろいろな分野における著名人を講師に招いて、授業が行われました。中には失礼ながら、番組への登場で初めてお名前を知るような先生方もいらっしゃいましたが。でんじろう先生も、もしかしたらそういう方々の一人であったかもしれません。
ちなみにでんじろう先生の初めての授業は2007年6月30日。以来出演は56回を数えるそうです。
今夜の授業内容は?
- 放送日時:3月23日(土)19:56 -22:54
- 制作:日本テレビ1
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でんじろう先生のプロフィール
- 本名:米村 傳治郎(よねむら でんじろう ※旧姓:戸谷)
- 生年月日:1955年2月15日(69歳)
- 出生地:千葉県市原郡加茂村(現:市原市)
- 出身校:東京学芸大学
- 職業:サイエンスプロデューサー
- 受賞:科学技術庁長官賞(1996年、1998年)
職歴としては、自由学園の講師、1985年度から都立高校の教諭を勤めた後、1996年に退職、科学の楽しさを伝える仕事を目指し独立しました。1998年「米村でんじろうサイエンスプロダクション」を設立、以降サイエンスプロデューサーとして、化学実験等の企画・開発、各地でのサイエンスショー・実験・教室・研修会などの企画・出演など、さまざまな分野・媒体でご活躍中です。
なお、「サイエンスプロデューサー」というのはでんじろう先生自身の造語で、科学番組の企画や教材作成など裏方の仕事を意図してつくった言葉だということです。
まとめ:「世界一受けたい授業」閉講後のでんじろう先生は?
残念ながらでんじろう先生は、今夜の番組出演以降、テレビ、ラジオとも当面ご出演の予定はなさそうです。
番組はレギュラー放送こそ終了しますが、今後特番としての制作・放送予定もあるそうですし、何かの機会にお姿を見かけることもあるかもしれません。また、サイエンスプロデューサーとしての裏方の仕事ではまだまだ忙しい日々を送っていらっしゃるようです。
これからもX(旧Twitter)のアカウントで、YouTubeのチャンネルで、先生のご活躍を見ることができるでしょう。
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