『アンチヒーロー』第6話。敵役は意外なあの人。後半に入り、伏線回収に向けて、謎が動き出す!

テレビ番組
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5月19日(日)『アンチヒーロー』第6話が放送されました。今回は意外な人が敵役としてクローズアップされましたね! ドラマも後半に入りました。これまでの互いに無関係と思われていた謎が一つにつながり、ストーリーは結末に向けて、大きく流れ出します。

これまでのあらすじ

第1話 ー接点ー 4月14日日放送

町工場社長殺害事件。容疑者として工員の緋山啓太(岩田剛典)が逮捕される。検察が提出した証拠は緋山の犯行を裏付けるが、緋山の弁護を担当する明墨は、一つ一つ証拠の不備を暴いていく。その手法は赤嶺の目に「正義」とは映らなかった……。

第2話 ー拒絶ー 4月21日日放送

町工場社長殺害事件。凶器の発見は、緋山の犯行を裏付ける決定的な証拠となるはずだった。しかし明墨は、これにも疑義を唱える。第1回公判で検察側から示されたDNA検査による証拠が、検察と法医学者の結託によって捏造されたものであることを暴き、第1審で被告人無罪が確定するが……。

第3話 ー過去ー 4月28日放送 

明墨は、東京都品川区で起こった暴行傷害事件について、被告人の弁護を担当する。被告人富田正一郎(田島亮)の父親は、衆議院議員富田誠司(山崎銀之丞)、次期法務大臣有力候補であった。担当検事は緑川(木村佳乃)。また、富田正一郎は、弁護士赤嶺がかつて担当した暴行傷害事件の真の加害者であった……。

第4話 ー冤罪ー 5月5日放送

千葉県で連続不同意性交事件が発生、3件目の被害者の目撃証言から、来栖令二(渡邊圭祐)が逮捕。当初弁護を担当することになっていた弁護士宇野雅人(和田聰宏)から、明墨はその依頼を脅し取る。12年前、同じ千葉県で起こった殺人事件の犯人として有罪判決を受け、東京拘置所に収監中の志水裕策(緒形直人)を明墨が訪ねていたことから、赤嶺は明墨の行動に明確な狙いがあると確信する。現在不同意性交事件で捜査指揮を執るのは、平成24年当時、捜査一課刑事として志水の事件の捜査に当たった倉田功(藤木直人)。そして倉田は、紫ノ宮の父親だった。

第5話 ー因縁ー 5月12日放送

連続不同意性交事件の捜査に当たった千葉県警、当初弁護を担当し、一人目、二人目の事件について犯行を認める供述を引き出していた宇野弁護士、容疑者来栖逮捕のきっかけとなった唯一の目撃証言を行った三人目の被害者仙道絵里。三者の間につながりがあることを見抜いた明墨は、そのつながりを崩し、目撃証言が実は警察主導の偽証であることを裁判で明らかにしようとする。「会って話したい」と父倉田に呼ばれた紫ノ宮は、この事件、そして12年前の志水の事件に警察の不正がなかったかと問いただすが、父は「あり得ない」と答える。

第6話 ー不正ー 5月19日放送

明墨は週刊大洋元副編集長沢原麻希(珠城りょう)を被告とする個人情報流出事件控訴審の弁護を請け負う。彼女はかつて法務副大臣加崎達也(相島一之)のスキャンダルを追っていた。明墨は、以前は彼女の上司であり、部下となり、事件後は副編集長に返り咲いた上田其一(河内大和)を疑う。明墨は上田のバッグにGPS発信器を忍ばせ、赤嶺に尾行させるが、それらの適切さを欠く調査方法が裁判で問題視され、手に入れた証拠は不採用となる。しかし、明墨のねらいはまさにその証拠が採用されるか否かにあった。証拠が不採用になったことで、裁判長瀬古成美(神野三鈴)への明墨の疑惑が、確信に変わる。闇を暴くための戦いが始まろうとしていた……。

第7話 ー追及ー 5月26日放送予定

明墨(長谷川博己)の真の目的についに辿り着いた赤峰(北村匠海)と紫ノ宮(堀田真由)。

次なるターゲットの闇を暴くことで炙り出される、12年前の驚愕の真実とは!?

引用元:https://www.tbs.co.jp/antihero_tbs/story/6

今となっては懐かしい……!

『アンチヒーロー』第6話 謎解きが始まる……!

『アンチヒーロー』第6話。明墨弁護士の最終的な目標は、死刑囚志水裕策の冤罪を晴らすことにあり、第1話の町工場社長殺害事件から、今回の個人情報流出事件まで、ちりばめられてきたピースのすべてが、一つの方向に向かって収束しつつあるというのが、現在の状況です。裁判官の瀬古成美が、善良そうなおばさん判事と見えて、実は敵役だったことには驚きましたが、これまでいかにも怪しい雰囲気をまき散らしながら、明墨との関係が今一つはっきりしなかった検事正伊達原泰輔が12年前の「糸井一家殺人事件」の担当者であったことも判明しました。

「紗耶」の謎……未解明

これまで名字がわからなかった「紗耶」(近藤華)のフルネーム、年齢が明らかになりました。「牧野沙耶」17歳。「糸井一家殺人事件」当時5歳だった、死刑囚志水裕策の娘かもしれない、というところまで判明しています。予告編を見る限り、その可能性は濃厚です。

が、志水裕策の娘であるとすると、明墨との親密さはどのように説明されるのでしょうか。児童養護施設で暮らしていることから、以前明墨と親子の関係はないと推測しました。明墨と志水の間にも、被告人と検事、あるいは死刑囚と弁護士としての関わり以上の何かが存在するのでしょうか。

また、未だ可能性の話ではありますが、志水が父親だとして、母親は誰でしょう?

保護犬施設「わんはっぴー」の写真では隣で微笑んでいた「桃瀬礼子」との関係は?

また、「牧野」姓の人物が他にはいません。
たとえば「死刑囚の娘」となってしまったことで姓を変えたのかもしれませんが、番組が第6話まで名字を伏せていたことに何らかの意味があるような気がします。

新キャラ「エゴシ」の謎……未解明

第6回冒頭部分でいきなり新キャラの名前が語られました。

「エゴシ」

「紗耶」とは逆に、おそらくこれは名字。下の名前がわかりません。
12年前の「糸井一家殺人事件」に関係する重要人物のようで、明墨はこの人物が持っているはずの証拠を探しています。

第一話の町工場社長殺害事件で被告人となり、第一審無罪の判決を勝ち取った緋山啓太(岩田剛典)とも何らかの関係がある人物のようです。

志水裕策の謎……未解明

今回、拘置所の中で鉛筆画に手を伸ばす様子が描かれた他、志水裕策(緒形直人)に関して動きはありませんでした。

「桃瀬礼子」の謎……未解明

「桃瀬礼子」(吹石一恵)については、今回は登場がありませんでした。

まとめ

『アンチヒーロー』第6話。裁判官瀬古成美(神野三鈴)が実は敵役だったことに驚きました。伊達原検事正がラスボスだと思っていた人も多いのではないでしょうか。今回新たな登場人物(の名前)も登場し、謎の解明に向けて、ストーリーが少しずつ動き始めました。
まだまだわからないことも多いのですが、今後明らかになっていくでしょう!

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